「オープンカー=爽やか」という幻想を今すぐ捨てろ!
「オープンカー=爽やか」という幻想をぶち壊す まず、読者の皆さんに謝罪しなければならない。 「オープンカーでドライブ」と聞いて、君たちは何を想像するだろうか? 爽やかな風、高原の緑、そして助手席で微笑む家族……。
……んなもんは幻想だ! 現実はもっと過酷、そして孤独なのだ!
私の辞書に「幌を閉める」という言葉はない。夏は灼熱の直射日光に焼かれ、冬は極寒の走行風にさらされる。それがどうした? 空が開いているなら、開ける。 それが私の「ロジカル(?)」な結論なのだ。

家庭内カースト最下位確定!? 妻から飛んでくる「VTEC級の怒号」
犠牲になるのは私だけではない。たまに娘が乗れば、当然のように直射日光の餌食となる。 「パパ、暑い!」「日焼けする!」という娘の悲鳴。 そして帰宅後、赤くなった娘の肌を見た妻から飛んでくる、VTECエンジンより鋭い怒号。
「あなた、一体何を考えているの!?」
……ごもっともである。ぐうの音も出ない。だが、私はやめない。 家族5人で移動できないこの車に、無理やり娘を乗せ、日焼けをさせてまで走る私を、世間は「毒親」と呼ぶかもしれない。だが、私にはどうしても譲れないものがあるのだ。

製造から24年……私は未だに「合法的なドラッグ」の依存症なのだ
私のS2000は、今年で製造から24年を迎えた。人間で言えばもう立派な大人、車で言えば「いつどこが壊れてもおかしくない老兵」である。
それでも手放さない理由は、ただ一つ。 VTECがハイカムに切り替わった瞬間、脳内に溢れ出す「あの物質」のせいだ。
製薬会社に勤める身として言わせてもらえば、あれはもはや合法的なドラッグである。弾けるような高揚感、突き抜けるサウンド。24年経っても、未だに「くせ」になってしまっているのだから、もう手遅れと言っていいだろう。

不審者で結構!「洗車」だけで白飯3杯いける男の末路
もはや重症なのは、ドライブだけではない。 私は 「洗車に出かけるだけ」で、この上ない多幸感に包まれるのだ。
ピカピカに磨き上げた24年目のボディを眺め、「よし、今日も最高にカッコいいな」と一人で頷く。はたから見れば、ただの不審なおじさんあるいは変態かもしれない。だが、それでいい。

結論:そこにいるのは、ただの「幸せなバカ」なのだ
不便、暑い、狭い、そして家族に怒られる。 客観的に見れば「負の遺産」のような状況だが、私は今、猛烈に幸せなのだ。
このブログは、そんな「家族の白い目」と「20年超の愛車」の狭間で生きる男の、哀しくも熱い闘争記である。 読者の諸君、もし街中で日焼けした娘を乗せてオープンで爆走するイエローのS2000を見かけたら、そっと見守ってほしい。
そこにいるのは、ただの「幸せなバカ」なのだから。


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