【至高】S2000の維持は「金」じゃない、「愛」と「工夫」だ! 2026年、ネット保険に突き放された俺がそれでもVTECを回し続ける理由。

1. 保険という名の「絶望」と「選択」

まずはこれを聞いてくれ。2026年現在、我らがS2000を取り巻く保険事情は「地獄」の一言だ。

俺が愛用している三井ダイレクト。安くて早くて助かっていたが、ある日突きつけられた現実は非情だった。「古い車両は車両保険の対象外です」。

これ、笑えるか? 市場価格が爆上がりしている名車に対して、「価値ゼロ」と言われているに等しいのだ。大手損保なら入れるが、その分、保険料は跳ね上がる。

俺は悩んだ末、「車両保険なし」というノーガード戦法を選んだ。理由は二つ。

  1. 機械式駐車場の要塞:マンションの立体駐車場は、窃盗団からすれば「難攻不落の城」だ。この防犯性能に、俺は賭けている。
  2. 圧倒的な「乗らなさ」:月々のガソリン代を見てくれ。平均2,000円。もはや走る回数より、眺めている時間の方が長い。事故に遭う確率を「執念」で下げているのだ。

2. 1円単位の真実:S2000「月極」コスト表

「月1万ちょっとで維持できるじゃん」と思った奴、その甘さは今すぐ捨てろ。これはあくまで「生き延びるための最低ライン」だ。

項目費用(税込)備考
駐車場代8,000円 / 月都心なら数万する「聖域」。機械式こそが最強のセキュリティーだ。
任意保険代21,000円 / 年車両保険なし。この「身を切る節約」がVTECサウンドの代償だ。
ガソリン代約2,000円 / 月燃費は街乗り10.0L/km。ハイオクの香りは、俺にとっての香水だ。
車検代120,000円 / 2年二年に一度、国に納める「貢ぎ物」。これを通すたびに絆が深まる。
定期メンテ5,000円 / 年オイル交換代やエンジン内部洗浄剤など。

オイル代に加え、俺は必ずワコーズのエンジン内部洗浄剤(フューエルワン等)を投入している。20年選手のS2000の心臓部を守るには、こうした信頼できるケミカルでのケアが不可欠なのだ。Amazonなら数本セットで安く手に入るし、古い個体に乗るオーナーなら「お守り」として持っておいて損はないはずだ。

【月額換算:15,850円】

この金額を見て「安い」と思うか? 違う。これは「何も壊れなかった場合」の奇跡的な数字なのだ。

3. 次なる刺客:20万円の「布切れ」との戦い

「S2000は頑丈だ」……専門店の奴らはそう言うし、俺もそう信じたい。だが、機械の頑丈さと「経年劣化」は別問題だ。

俺のS2000も、そろそろ「アレ」が限界だ。そう、幌(ソフトトップ)だ。

純正の美しさを保つためには、20万はゆうに超える投資が必要になる。ただの布きれに20万。最新のiPhoneが2台買える。だが、ボロボロの幌で走るのは、タキシードに泥を塗るのと同じくらい耐え難い。

これから買おうとしている諸君。車両価格だけ見て安心するな。常に「数十万の爆弾」を抱えて走る覚悟はあるか?

俺は今の幌を延命させるために禁断の手段を取った・・・それが最大の失敗にもなると分からずにな・・・その話はまたそのうちしよう。


4. 結論:それでも俺はアクセルを抜かない

燃費は高速なら12〜13km/Lまで伸びる。意外と現代的だろう?

維持費を計算し、保険の加入を断られ、部品代に怯える。客観的に見れば、これは「苦行」以外の何物でもない。

だが、一度あのコクピットに収まり、屋根を開けて9000回転まで回してみろ。その瞬間、すべての計算式はゴミ箱行きだ。

この記事を書いた人

製薬会社で論理(ロジカル)を武器に生き残る中年サラリーマン。だが、一歩会社を出れば、絶滅危惧種のオープン2シーター「S2000」を愛でるただの変態である。

20年以上の付き合いになる相棒の維持費に悲鳴を上げ、三井ダイレクトには門前払いされ、夏は家族から「走るサウナ」と罵られる日々。それでもVTECが弾ける瞬間、すべての苦労は「至高の悦び」へと昇華するのだ。

このブログでは、そんな「愛」と「工夫」で名車と心中する男のリアルな軌跡を、嘘偽りなく書き綴る。

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