理屈抜きの断定
「オープンカーなんて目立ちたがり屋の道楽だ」……もし貴殿がそう思っているなら、今すぐその偏見をドブに捨ててほしい。特にS2000における「オープン」は、単なる開放感ではない。エンジンの咆哮、風の匂い、そして周囲からの視線という名の快感を全身で浴びる「神聖な儀式」なのだ。
9000回転まで回るあの官能的なVTECサウンドを、布一枚隔てて聞くなど言語道断! 屋根を開けてこそ、S2000は真の姿を現すのである。まずはこの動画を見てくれ。話はそれからだ。
と、言っても公な場でぶん回す訳にいかんから高速道路を巡行しているだけの動画だ。
動画の見どころ(強気な解説)
動画を見ていただければわかる通り、この疾走感、この音! まるで自分が風の一部になったかのような錯覚に陥る。トンネルに入った瞬間に響き渡る高周波の快音を聴いて、脳汁が出ない人間がいるだろうか? いや、いない(断定)。
S2000は「車と対話する」なんて生易しいもんじゃない。「車と殴り合いながら、最高に気持ちいいポイントを探り当てる」ような、ヒリついた楽しさがそこにはあるのだ!
オープンカーの「不都合な真実」
だが、ここからが「潔い自虐」の時間だ。 動画ではあんなにクールに走っているが、現実はこうだ。
- 夏: 直射日光で脳天が焼かれ、エアコン全開でも「熱風が循環するだけの地獄」と化す。
- 冬: ヒーターを最大にしても、首筋を通り抜ける寒風が「お前、本当にバカなの?」と語りかけてくる。
- 信号待ち: トラックの横に並んだ瞬間、排気ガスをダイレクトに吸い込み「俺の肺はフィルターか!」とセルフツッコミを入れる羽目になる。
正直に言おう。オープンカーに乗っている時間の8割は、何らかの我慢を強いられているのだ。
解決策と「ついで買い」の誘い
それでも、残りの2割。最高の景色と、最高のサウンドが重なったその一瞬のために、俺たちは屋根を開け続ける。この「不合理な愛」こそが、車好きの正体なのだ。
とはいえ、地獄の直射日光で頭皮が死滅するのは避けたいところ。そしてお気に入りのサングラスを装着してくれ。俺はいろいろ試着した結果ユニクロで買った1000円の品だ。これなしでオープン走行は、もはや無謀と言ってもいい(大げさ)。
結び
S2000は、不便だ。狭いし、うるさいし、屋根を開ければ地獄が待っている。だが、そんなデメリットすら「最高のスパイス」に変えてしまう魔力がこの車にはある。
正直オープンカーという概念からいけばマツダのロードスターも同じではあるが後のブログに書くであろうエンジン編などで少々差別化される。
さあ、貴殿も今すぐ屋根を放り投げて、風と一つになろうではないか。……まあ、雨が降ってきたら秒速で閉めるのが、賢い大人の流儀なのだがな。





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