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本山の「太陽」こそ、濃い味疲れを救う最後の聖域なのだ。

名古屋市本山にあるラーメン太陽の外観

先日、仕事の合間に名古屋市千種区・本山周辺を徘徊していた俺の胃袋が、ついに「真実の救済」に到達したのだ。

昨今のラーメン界は「濃ければ偉い」と言わんばかりの超重厚スープが幅を利かせている。だが、俺の胃袋は、もう疲れていたのだ。レッドゾーン手前の胃袋が求めていたのは、そんな暴力的な濃さではない。

そんな時に現れたのが、ここ「太陽」であった。

昼時を通り過ぎたときは学生?のような人で店外にまで並んでいた。近くの大学に通う学生さんたちだろう。

俺は並んでまで食事をするタイプではない。再び横を通ったときは並んでいなかったのですかさず行くことをきめた。

今日の俺は「S2000乗り」ですらない

今日の俺は、愛車のS2000を操るクールなドライバーではない。仕事車に揺られ、時間に追われるただの労働者だ。

VTECの咆哮もなければ、オープンカーの解放感もない。だが、そんな日常の泥臭い合間にこそ、真に研ぎ澄まされた休息が必要なのだ。

「薬膳系」の真実。変な味付け一切なし、素材の咆哮を聴け

ここは、名古屋が誇る「好来系」の流れを汲む薬膳系ラーメンの銘店。メニューを見てほしい。「松」「竹」「寿」……。この潔い分類だけで、店主の自信が伝わってくるではないか。

ちなみに看板にはチャーシュー麺のお店とあるが立派に好来系だった。

俺が注文したのは、基本の「松」。結論から言おう。最高だった。

一口スープを啜れば、素材の旨みが優しく、それでいて断定的に脳内を突き抜ける。薬膳系と銘打たれてはいるが、変な癖や味付けなど、一切ない。濃い味が苦手な俺にとって、これはもはや「飲む点滴」なのだ。

濁りのないスープ、中太の麺。このシンプルさこそが、過剰な装飾を削ぎ落としたレーシングマシンの如き美しさを放つ。

メンマにも塩辛さがなく美味しい。チャーシューも俺好みの薄味でまさに最高が散りばめられた一杯だ。

大人の作法。潔く「完飲」してこそ、感謝の証明である

気がつけば、俺は夢中で麺を啜り、スープをほとんど飲み干していた。最後の一滴まで一切の雑味がない。気づけば丼の底が見えていた。

Googleマップの評価で「優しい味」「スープを飲み干せる」と絶賛される理由が、一瞬で理解できたのだ。

ご馳走様。この空の丼こそが、俺から店主への最高のラブレターである。

帰りも気持ちよく声をかけてもらい最高の気分で退店した。

【予告】次回は「EPS」という聖域に向き合う

さて、胃袋のオーバーホールは完了した。次回の記事は、愛車のS2000を洗車し、例の「EPS(電動パワステ)」に関する記事を執筆する。最高な写真を揃えて、本腰を入れて挑むつもりだ。

この記事を書いた人

製薬会社で論理(ロジカル)を武器に生き残る中年サラリーマン。だが、一歩会社を出れば、絶滅危惧種のオープン2シーター「S2000」を愛でるただの変態である。

20年以上の付き合いになる相棒の維持費に悲鳴を上げ、三井ダイレクトには門前払いされ、夏は家族から「走るサウナ」と罵られる日々。それでもVTECが弾ける瞬間、すべての苦労は「至高の悦び」へと昇華するのだ。

このブログでは、そんな「愛」と「工夫」で名車と心中する男のリアルな軌跡を、嘘偽りなく書き綴る。

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