俺の昼飯は、だいたい麺類だ。 「また麺かよ」と笑うなら笑えばいい。昼休みに一人でサクッと胃袋を満たし、午後の戦いへと赴くサラリーマンにとって、麺類ほど理にかなった食い物はないのだ。ちなみに、記事にしていないだけで、俺はほぼ毎日狂ったように麺をすすっている。ブログに書くのは、まだ紹介していない「被りのない店」だけだということを、まずは断っておく。
今回俺が足を運んだのは、長久手市にあるあんかけスパゲッティ専門の名店「ポッケ」だ。
駐車場は激戦区!だが、そこには極上の癒やし空間が待っている
この「ポッケ」、地元ではなかなかの人気店である。 昼時ともなれば、駐車場はすぐに満車だ。タイミングによっては少し待つ覚悟が必要になるだろう。口コミでも「日曜12時満席だった」という声があるほどだ。
だが、車を停めて店内に入れば、そこには清潔で広々としたくつろぎの空間が広がっている。 店を切り盛りするのは、ご夫婦だ。奥さんの優しい人柄や丁寧な接客は口コミでも非常に評価が高く、ギスギスした現代社会において、このアットホームな雰囲気はまさにオアシスと言えるだろう。




500gの「イタリアン」で昇天。しかし、メニュー表に隠された罠
今回俺が注文したのは「イタリアン」の500gだ。 全てのメニューについてくるシンプルな「コンソメスープ」が、まずは胃袋を優しく温めてくれる。そしてメインだ。

味は……最高に美味い!! あんかけスパの有名店にありがちな、舌を刺すような胡椒の辛味はここでは抑えられている。口コミでも「色の割に然程辛くなくほんのり甘みが感じられる」とあるように、人によってはパンチが物足りないかもしれない。だが、その分コクが深く、非常に味わい深いソースなのだ。多彩なトッピングも用意されているため、何度通っても飽きることは絶対にないだろう。
全体的な量と価格のバランスも素晴らしく、俺は無我夢中で500gの麺を胃袋に流し込んだ。 ……だが、ふと改めてメニュー表を見た瞬間、俺のフォークはピタリと止まった。
「……ん? これ、650gにした方が圧倒的にコスパ良くないか?」

己の思考停止を恥じる。次回は絶対に650gだ
何も考えず、いつもの習性で「500g」と頼んでしまった己の浅はかさを、俺は激しく呪った。 グラム数と価格の比率を冷静に計算すれば、間違いなく650gの方がお得なのだ。注文した後に気づくという、痛恨の極みである。
次回訪問時は、絶対に650gを注文してやると心に誓った。
……ただ一つ問題があるとすれば、午後の仕事中、650gのスパゲッティを詰め込んだ俺の胃袋が、強烈な睡魔という名の「大反乱」を起こさないかどうかだけである。結局、コスパを求めて己のクビを絞める。それが悲しき中年サラリーマンの性(さが)なのだ。


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