名古屋の男なら、いや、すべての麺好きなら一度は通るべき聖地がある。昭和36年創業の「スパゲティハウス そーれ」だ。
俺が人生で1、2を争うほど愛してやまないこの店に、またしても吸い込まれるように行ってきてやったぜ。通算5回目ぐらいだ。
ネットの口コミを覗くと、「量が多すぎる」「後半にソースが足りなくなる」なんて弱気な声がちらほら見受けられるが、甘い、甘すぎるのだ。今回は、その世間の誤解を完全に粉砕しつつ、「そーれ」の魅力を余すところなくお届けしよう。
12:00前の洗礼!行列の理由を秒で理解する
店に到着したのは12:00のわずか前。だがな、この時間ですでに店内は満員一歩手前だ。席に着いてメニューを開く頃には、あっという間に行列ができあがっている。

気取ったイタリアンには出せない、この泥臭くて圧倒的に美味い空間。美味い店には、いつだって客が本能で集まる。この活気だけで白飯が食えるレベルだ。
「1.5倍(500g)」はソースとの完全調和を楽しめ
メニューを見ると老舗らしく多様なメニューでリピーターが多いのも頷ける。
当然俺の大好きな麺の量を変更可能だ。普通のイタリアンの店にはないこの麺量変更が俺はあんかけパスタ屋の醍醐味だと思っている。


今回オーダーしたのは、ランチメニューである「そーれ」の1.5倍、麺量500gで価格は900円だ。

運ばれてきた皿を見てくれ。太めの麺を覆い尽くす、赤褐色に輝くあんかけソースの海。これだ、これこそが「そーれ」の美学なのだ。
ネットのレビューで「後半にソースが足りなくなる」と嘆いている連中は、おそらく配分の仕方を盛大に間違えている。いいか、「そーれ」のソースはそんな素人の浅知恵を余裕で超越する懐の深さを持っている。
ひと口すすると、スパイスのピリッとした刺激の奥から、野菜と肉の旨みがこれでもかと押し寄せてくる。この抜群のコクがあるからこそ、麺を500gに増やしたところでビクともしない。最後までたっぷりとソースをまとわせたまま、一滴残らず美味しく平らげることができる。
食べ終わったあとの皿を見れば一目瞭然だ。ソースが枯渇することなく、麺と完璧にシンクロして綺麗に消えている。この「最後までソースが足りる」という安心感こそが、歴史に裏打ちされた名店たる所以なのだ。

すべてのバランスが最高峰、それが「そーれ」
量、味、価格。そのすべてのバランスにおいて、ここを超える店など存在しないと言っても過言ではない。
ネットの評価や口コミにビビって日和る必要など一切ない。名古屋の男なら、迷わず1.5倍の門を叩き、最初から最後までアクセル全開で駆け抜けろ。
食い終わった後に残る圧倒的な満腹感と、「今日も完全に勝ったな」という謎の達成感。明日からまた仕事と戦うためのエネルギーを、しっかりとチャージさせてもらったぜ。






コメント